竜王町の歯科医院【むし歯治療・矯正歯科・歯列矯正】

〒520-2531 滋賀県蒲生郡竜王町山之上3456

診療案内medical information

バイオブロック矯正

バイオブロック矯正とは

不正咬合の根本治療:マウスピースで顎骨の正しい成長を促す

バイオブロック矯正はJohn Mew先生によって考案され、40年以上にわたって各国で行われている治療法で、顎骨の正しい方向への十分な成長を促すことを目的とした治療法です。 バイオブロック矯正ではシステム化された数種類の取り外し式のマウスピースを使い、顎骨の正しい成長を誘導します。 そして舌など口の周りの筋肉の位置を適切にすることで、後戻り(いったんきれいに並んだ歯並びが、また乱れること)の可能性を少なくすることができます。言い換えれば、歯が並ぶ十分な顎骨の大きさを作らず、また口の周りの筋肉の正しい機能が獲得されなければ、安定した歯並びを維持することは不可能です。

  • 出っ歯
  • 受け口
  • 歯並びが
    ガタガタ

原因

【原因1】不正咬合の悪循環 (歯ならびと舌の位置・呼吸・顎骨の成長)

  • 後ろに回転しながら下に長く成長 してしまいます
  • 舌が後下方に落ち込むと気道が狭くなり息苦しくなるため、ますます口呼吸になってしまいます
そもそも何が「出っ歯」「受け口」「歯並びがガタガタ」という不正咬合を引き起こしているのでしょうか?

その原因の大部分は口呼吸と低位舌(上顎に接していない舌)、それによる顎骨の成長不足と下方成長です。お口をぽかんと開けて「口呼吸」をしていると舌が上顎を正しく押さえません。 すると上顎は横方向にも前方向にも十分成長することができずに、永久歯の生えるスペースが不足してしまいます。 お顔も前後の奥行きが少なく、縦に長く間延びした平坦なものになってしまいます。 「顎骨の下方成長は」笑った時に歯ぐきが見え過ぎる「ガミースマイル」の原因にもなります。 さらに「顎骨の成長不足」によって、舌のスペースもますます不足して舌が後ろに落ち込んで息苦しくなります。 その結果ますます「口呼吸」をするようになり、舌で上顎を押さえにくくなり、顎骨の成長不足と下方成長を引き起こすという悪循環に陥ります。 鼻腔の後ろ、口の後ろの気道(エアウェイ)が狭くて、「口呼吸」になってしまうこともあります。

【原因2】異常な筋の緊張によって歪む下顎骨

  • 歪んでいない下顎骨
  • 歪んだ下顎骨

【原因3】顎骨の成長方向

  • 前方成長すると魅力的な顔に
  • 間延びした長い顔になり笑うと歯ぐきが見える口元に

治療の流れ

顎骨の成長方向を正しくして、魅力的な顔・歯並びをつくる

  • 24時間装着 上顎用ステージ1

    舌を上に上げやすくするため、上顎を拡げると共に、下方成長し十分成長していない上顎骨を、上方に持ち上げながら成長させるため、上顎に装着します

  • 24時間装着 下顎用ステージ1

    下顎の6歳臼歯と前歯のアーチを拡げて舌を上に上げやすくします 上顎用ステージ1より少し遅れて開始して上顎用ステージ1と同時に使用します

  • 24時間装着または
    ステージ3と併用して食事時装着
    ステージ2

    舌を上に上げやすい装置で噛み合わせを安定化させます

  • ステージ2と併用して食事時以外装着 ステージ3・4

    舌や舌まわりの筋に適切な位置を覚えさせるトレーニングをし、骨を歪ませる力をなくします。その結果、下顎はあるべき位置、形で安定して維持されるようになります。

舌の位置と顎骨の成長

  • 【画像1】
    鼻呼吸をして舌が上顎に接していると、舌の力で上顎が正しく成長します

  • 【画像2】
    口呼吸をして舌が低い位置にあると、舌が上顎を押しひろげず、上顎が 成長しません。 また舌が下から支えないので、上顎が下に成長して、笑うと歯ぐきが見えるガミースマイルになってしまいます